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水引の色にはちゃんと理由がある


水引の色 〜使う際に注意するべき色使い〜


水引作品を構成している紙縒りには、本来たくさんの色彩があります。

アクセサリーや小物、インテリアなどの装飾用として作る場合には自由なデザインでお好みの色を合わせても良いですが、一方で、贈り物や御祝儀袋などの場合は、水引の色合いを注意して選ぶ事が大切です。

 

水引の色には「格」と言われるものがあります。

これは、どのような時に水引を使うかによって適した色があり、その色の中でもより優れた色を示す指標の一つです。選ばれし色の中での格式、と言うと分かり易いかもしれません。大きくは8色に分かれ、慶事の時と弔事の時には相反する色が格式高いものだとされています。

また、8色に属さない白色は神様の宿る色であり、唯一全てにおいて使える色とされています。

 

これらの色を踏まえ、水引を作る際には2色を織り交ぜ作ると良いというのが一般的です。

◉慶事・・・紅白、金銀、赤金など

◉弔事・・・黒白、黄白など

      (黄白については北陸や関西など一部の地域で使用されている為、黒白で纏めるのがより有効的です)

 

 

 

普段生活していると、どこかでいつか関わり合うことになる水引。そんな水引の色について基本的なルールを知っておくことは大切な事柄の一つですので、ぜひ参考にされてみてください。その他の基本的ルールについても、別ページでご紹介しています。